レーブハフト

「LEBHAFT(レーブハフト)」レーベルは「アインザッツ」と同じ趣旨のもと、貴重音源の発掘、紹介を推し進めるレーベルです。CD化されていないLP音源は世界中に数え切れないほど存在しますが、素晴らしい演奏、録音が埋もれたまま忘れ去られる事は実に勿体無いと言うしかありません。配信やダウンロードではない、当時の演奏者、製作者の心意気を肌で感じる「作品」の再現を目指して行きます。
なお、50年以上にも遡る往年のLPを音源として使用しておりますので、経年による盤質の劣化等によるノイズ、歪みが発生する場合がありますので、その点はご了承下さい。
「レーブハフト」レーベルの復刻の技術面はアインザッツレコードの蛸澤 迅が担当。ザンデンオーディオシステムの山田和利氏の監修の下、クオリティの高い復刻に尽力しています。
そして「アインザッツ」レーベルと同じくザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用。各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。

品 番 内 容 解 説

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LBCDR-1001

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モーツァルト/
ピアノ協奏曲第1番K.37
ピアノ協奏曲第2番K.39
ピアノ協奏曲第3番K.40
ピアノ協奏曲第4番K.41

イヴォンヌ・ロリオ (ピアノ)/
ピエール・ブーレーズ指揮/
ドメーヌ・ミュジカル

録音:1962年
原盤:仏Vega C30A353/4

現代音楽の化身たるピアニスト、オーケストラ、そして指揮者が古典作品でこんなに楽しげな表情を見せるとは意外と同時に嬉しい発見である。だがロリオはショパンやリストなども好んで演奏、録音しており「現代音楽のピアニスト」のレッテルを貼るには少々の違和感があるのは、このモーツァルトを聴けば明らかだ。

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LBCDR-1002

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J.S.バッハ/
ヴァイオリン協奏曲第1番 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043

シャルル・シルルニク (ヴァイオリン)/
ジョルジュ・アルマン (ヴァイオリン)/※BWV1043
ルイ・オーリアコンブ指揮/
トゥールーズ室内管弦楽団

録音:1950年代
原盤:仏Le Club Francais du Disque 255

フランスの名手シャルル・シルルニクは1923年にパリで生まれ、パリ音楽院にてジネット・ヌヴーやミシェル・オークレールの師でもあったジュール・ブシュリに学んでいる。男性的な骨太さを持ちながら気品をも漂わせるシルルニクのヴァイオリンは、まさにバッハの協奏曲のために存在するかのような音色を発している。

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LBCDR-1003

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モーツァルト/
クラリネット協奏曲K.622
管楽器のための協奏交響曲K.297b

ピエール・ピエルロ (オーボエ)/ジャック・ランスロ (クラリネット)/ ジルベール・クールシェ (ホルン)/ポール・オンニュ (ファゴット)/
ルイ・ド・フロマン指揮/
オワゾリール・アンサンブル

録音:1950年代
原盤:仏L'Oiseau-Lyre OL-LD75

ジャック・ランスロの代表的なレパートリーである「K.622」は後のジャン=フランソワ・パイヤールとの2回のエラート録音に先立つもの。また「K.297b」の4人のソリストはカール・リステンパルトとの録音もあるが、トゥールーズ生まれのフランスの名匠ルイ・ド・フロマンのサポートでさらに優美さが香る。

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LBCDR-1004

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メンデルスゾーン/
交響曲第3番「スコットランド」
序曲「静かな海と楽しい航海」

パウル・クレツキ指揮/
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1954年5月
原盤:仏Columbia FCX381(ジャケット写真は英国盤)

パウル・クレツキとイスラエル・フィルはマーラーの「巨人」や「第9番」、シューマン「交響曲全集」、そしてシェーンベルク「浄夜」などを1954年に集中的に録音した。同時期の録音したこのメンデルスゾーンは、設立当時から定評のあった弦楽器の美しさが栄える極上の演奏。

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LBCDR-1005

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モーツァルト/
交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」
交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」

カレル・アンチェル指揮/
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1959年6月
原盤:独Eterna 820099

カレル・アンチェルとシュターツカペレ・ドレスデンの一期一会のモーツァルト。アンチェルはSUPRAPHONやPHILIPSに多くの録音があるのは周知の通りだが、ETERNAにこのような素晴らしい録音が残されていた。カイルベルト、ケンペ、コンヴィチュニーへと引き継がれてきた黄金時代のシュターツカペレ・ドレスデンの燻し銀の響きが古典派の傑作を通して迫り来る。

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LBCDR-1006

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ショパン/
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番

ユリアン・フォン・カーロイ (ピアノ)/
ウィルヘルム・シュヒター指揮/
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1957年3月(第1番)/1956年3月(第2番)
原盤:独Electrola WBLP532/WBLP521

ハンガリーのピアニスト、ユリアン・フォン・カーロイ(1914-1993)は、ミュンヘンやライプツィヒで学んだ後、エルンスト・ドホナーニやアルフレッド・コルトーらに師事し第2回ショパン・コンクール第9位入賞という経歴を持つ。ショパンとリストを得意とするその芸風は、師匠たちのような強烈な個性は感じられないものの実に安定感のある演奏で両曲を清楚にまとめ上げている。

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LBCDR-1007

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ハチャトゥリアン/
バレエ「ガイーヌ」~剣の舞
ヴァイオリン協奏曲ニ短調

ドヴィ・エルリー(ヴァイオリン)/
セルジュ・ボド指揮/
チェント・ソリ管弦楽団

録音:1956年3月
原盤:仏Club Francois du Disque CFD64

フランスのヴァイオリニスト、ドヴィ・エルリー(1928-2012)はパリ音楽院でジュール・ブシューリに学び、1955年にロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝、1982年にはパリ音楽院の教授に就任するが、そのキャリアについてはほとんど知られていない。マイナーレーベルでの録音がほとんどで、プレス数も少なく入手も難しい事から市場価格は高騰を極めており、ファンは血眼になって探し求めるほど聴く機会が滅多とない真の「幻のヴァイオリニスト」である。

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LBCDR-1008

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ベートーヴェン/
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」

ズザーネ・ラウテンバッハー (ヴァイオリン)/
ロルフ・ラインハルト (ピアノ)

録音:1960年代初頭
原盤:独Orbis CX11420

ズザーネ・ラウテンバッハー(1932-)はエディト・パイネマンと共に往年のドイツの女流ヴァイオリニストの代表格で、そのレパートリーは広くバロックから現代音楽にまで及ぶ。VOXを始めとして多くのレーベルに録音を残すが、当録音は若いラウテンバッハーの瑞々しさ溢れる颯爽としたベートーヴェンで、稀少なレア盤からの復刻。ピアノのロルフ・ラインハルトは指揮者としてVOXなどに多くの録音があり、ラウテンバッハーともハイドンの協奏曲などの共演盤がある。

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LBCDR-1009

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ベートーヴェン/
交響曲第3番「英雄」                 

アルトゥール・ローター指揮/
ベルリン交響楽団

録音:1960年代初頭
原盤:独Opera 1140

アルトゥール・ローター(1885-1972)は、1906年にヴィースバーデンで指揮者としてのキャリアを開始し、その後はバイロイト音楽祭で名だたる巨匠たちの下でアシスタントを務めた。また1935年から長きにわたりベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督を務め、1946年からはセルジュ・チェリビダッケの後任としてベルリン放送交響楽団(東ベルリン)の主席指揮者となっている。ベルリン・フィルにも度々客演、当時のベルリンの楽壇では非常に重要な存在であった。
ローターは決して知名度が高い指揮者とは言えないが、このベルリン交響楽団との「エロイカ」は根強いファンから高い評価を得ている隠れた名盤であるのは事実である。

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LBCDR-1010

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J.S.バッハ
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調
モーツァルト
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 (*)                 

ジョコンダ・デ・ヴィート (Vn)
ラファエル・クーベリック指揮
ロンドン交響楽団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (*)

録音:1959年 (ステレオ録音)
原盤:英EMI ASD429

イタリアの女流ヴァイオリニスト、ジョコンダ・デ・ヴィート(1907-1994)は、少女期にあらゆる賞を総なめにするも演奏活動を本格化せず、卒業後も母校パリ音楽院に留まって更なる研鑽を積む。
そしてついに1942年に本格デビューを飾るも1962年に引退してしまう。実質20年という短い演奏活動の中で録音されたこの2曲の協奏曲は伝説のヴァイオリニストの至芸として燦然と輝く